「マッサージでは、肩こりが治らないわけがわかったよ」
これは、長年肩こりに悩んでおられたN様が、当院の施術を受けた時におっしゃった言葉です。
どんな施術をしていたかというと…
ゆるめて動かす
肩こりは、肩甲骨周りの筋肉が硬く緊張しているため起こります。
なので、マッサージでゆるめる施術は、多くの治療院がされています。
ここで、どこをマッサージするのか?ということも大事なのですが、
*肩を揉んでも治りません
今回は、あえて、そこは触れず、「動かす」大切さをお伝えします。
そう、筋肉をゆるめた後、適切に「動かす」ことが大切なのです。
腕をあげる、肘を曲げる、背中を丸める、肩甲骨を寄せる…、これら全ての動きは、筋肉が縮んだり元の長さに戻ったりすることでできる動作です。
肩こりで凝り固まった筋肉のままでは、動かしにくいので、普段、動かさないままになっていることが多いのです。
動かしにくい→動かさない→よけい硬くなって動かしにくくなる…この悪循環が起こっているのが、肩こりです。
動かす習慣を忘れた筋肉は、「さぼってもいいっかな〜?」と思っています。
それで、なんとかなっちゃってるから。
けれど、そもそも筋肉は素直で働き者。「さぼっちゃだめよ」と教えてあげると、ちゃんと働くのです。
ゆるめるだけではなく、動かすことで、「あ、僕(私)は、ちゃんと動けるんだ、働かなきゃ!」と目覚めてくれるのです。
簡単な動きでいい
筋肉を目覚めさせて、働く筋肉にしてあげるために、難しい運動は必要ありません。
ごくごくシンプルな動き…肩を上げ下げするだけの動きでも十分なのです。
実際、私が施術に取り入れているのは、ごく簡単な動きです。
それでも、動かしてみて初めて「こんなに動かしてなかったんだ」とびっくりされる方が多いのですよ。
マッサージだけで終わらせず、ぜひ、筋肉を動かす習慣で肩こりがおこらない体づくりを目指しましょうね。
今日も最後までブログを読んでくださってありがとうございます。
整体院あろまりえ