水分を体液に変える大切さ
体内の水分は、血液と体液(血液以外の胃液、リンパ液など)に分けられます。
どちらも十分に水分を摂取したうえで、
その水分から血液と体液を作る働きが大切です。
お茶・お水を摂取しただけでは身体に吸収されづらく、そのまま排泄されやすい。
排泄機能が弱っていると、浮腫みもでやすい。
体内で、水分を体液に変える力を、食材から摂取することが大切…と教わりました。
・小松菜
・アスパラガス
・オクラ
・白キクラゲ
・黒胡麻
・白胡麻
・苺
・梨
・豚肉
・牡蠣
・卵
・ほたて貝
などなど。
また、この季節は暑さから身体の機能が弱りがち。
体内の熱を取り除き、正常に働いてもらう事が大切です。
体内から生じた熱を取り除いてくれる食材(清熱類)とは…
・セロリ
・白菜
・水菜
・きゅうり
・ズッキーニ
・トマト
・苦瓜
・豆腐
・スイカ
・メロン
・バナナ
・りんご
・キウイ
・マンゴー
・しじみ
などなど。
特に、スイカ(瓜科)は、体液を補ってくれる上で、むくみ予防してくれるので、夏に冷たいものを食べたくなったら、スイカがお薦め!とのことでした。
<オクラと長芋のネバネバご飯>
・米
・長芋
・オクラ
<帆立と小松菜の味噌バター炒め>
・ホタテ貝柱
・小松菜
・キャベツ
・味噌
・バター
<豚汁>
・豚肉
・しめじ
・白菜
・じゃがいも
・にんじん
・青ネギ
・味噌
<すいか>
夏に、豚汁?!と思いましたが、夏バテ防止には最強のメニューだそうですよ!
とはいえ、水分を補ってくれる滋陰類の食材を年中摂ればいいかと言うと梅雨の時期には、体内に水が溜まりやすく浮腫みの原因にもなるとか。
また、冬の空咳など、肺の水分不足を補う食材は潤肺類。
食材は共通のものや似ているものはあるのですが、また、別の捉え方をします。
要するに、季節と体質に合わせて食材をメニューに活かせるようになるといいのですね。
まだまだ、一歩足を踏み入れただけに思える薬膳料理ですが、1年間の講座を終えて、初級カウンセラーの修了書をいただきました。
秋からは中級に進みます。
そして、初級で学んだことを、皆さんに薬膳料理教室としてシェアしていきたいなあと考えています。
また、お知らせしていきますね。
本日も、最後までブログをご覧くださって
ありがとうございました。