首の痛みに悩むあなたへ

首の役割

首は、頭を支える重要な役目をしています。

バランスの取れた姿勢では、重い頭を支えるために踝、膝、大腿骨骨頭、肩鎖関節、耳が一直線上に並びます。そして、脊柱は腰部、胸部、頚部にはS字カーブがあります。

ところが、姿勢が崩れてしまうと、頭が前に飛び出た状態(頚部突出)になることで、首の自然なS字カーブが崩れ、いわゆる「ストレートネック」になるのです。

重い頭を支える細い首

頭は人間の体の中で最も重要で、しかも重いものです。(成人で約9キロ)ボーリングの球を、細い首で支えているのです。
バランスが崩れるだけで、その重さは数倍にも重く感じられ首の周辺の筋肉は緊張状態になります。

首の痛みは、その緊張から起こります。

また、首の周囲には動脈・静脈・リンパ節・神経が集中しています。
首周辺の筋肉が緊張して硬くなることによって血流を悪くしたり、老廃物の流れを滞らせたり神経を圧迫してしまいます。
また、硬くなった筋肉が頚椎そのものを歪めてしまうこともあります。
その結果、頚椎ヘルニアや胸郭出口症候群なども引き起こしてしまうのです。

首の痛みの原因は?

パソコンやスマホの操作で、顎を前に突き出した様な姿勢で長い時間作業すると、重い頭を支える首には当然負担がかかります。

また、首の痛みは腰(骨盤)の状態とも非常に深い関係にあります。

骨盤が前傾しても後傾しても背骨の状態は崩れてしまい、いわゆる猫背になります。
猫背になると頚部突出が起こります。
骨盤の位置を整えること、背骨の自然なS字カーブを取り戻すことが首の痛み解消にはとても大切になります。

また、骨盤と背骨以外にも腕の疲れ、指先の疲れが首に影響していることもあります。

最終的には身体の全体のバランスと動き方の癖を見直していくことが大切です。


首周辺の筋肉をほぐす

首周辺の筋肉は、とても細く繊細で数多く存在します。
お尻や太腿の筋肉は分厚いため、比較的強い圧で緩めていきますが、首周辺に強い圧の施術はタブーです。
強い指圧で、かえって辛くなったり、吐き気や頭痛まで引き起こしてしまうのはそのためです。

頭の筋膜や、肩、腕の筋肉をほぐすことで、首回りが緩むこともあります。

お一人お一人、筋肉の状態を確認しながら、必要な箇所を必要な圧で施術していくことが大切です。